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Webアプリケーションサーバアーキテクチャの入門書です。 ・はじめに、にてWebサーバ、Webアプリケーションサーバあたりの用語について簡単に確認し ・1章で、同時にくるたくさんのHTTPリクエストをどう並行処理していくかを見ていくWebサーバアーキテクチャ序論を扱い、 ・2章でWebサーバが受け付けたリクエストに対するレスポンスを作るアプリケーションのコードの乗ったプロセスをどう用意するかの話を展開、 ・WebサーバとWebアプリケーションサーバの間でデータのやり取りの仕方を決めるPSGIやRackは何者なのか、PSGIを題材にあげCGIからおさらいする3章 という構成になっています。 コードを組み込み、そして呼ぶ。 普段Webサービスの開発で書いているアプリケーションのコードはどうやって呼び出されるのかを追いかける感じの内容です。
どんな人にオススメなのか
想定している対象読者はこういう方々です。 - RailsやLaravelの入門を済ませて次はWebサーバの仕組みについて勉強してみたいな、と思っている方 - RackやPSGIに興味があるんだけど、抽象的であまりぴんとこないな、という方 - fastCGIや最近のアプリケーションサーバはCGIと何が違うの? という方 - nginxとUnicornでRailsを動かしているけど、どうしてnginxやUnicornが必要なのかはっきりしないかも、という方 もうしわけありませんが、今回はCGIの気持ちになることはたぶんできません。もしかしたらUnicornの気持ちが少しだけわかるかもしれません。
どういう作りの本なのか
本書はオタクの趣味の同人誌ということもあって、以下のような方法で構成されており、肩の力を抜いてお楽しみいただけるようになっています。 ・ 基本1トピック1ページ前後の短くやわらかめな文章 ・ 「人気サイトではたくさんのアクセスあるからリクエストたくさん捌きたいよね」といった前提知識があまりいらないところから始まる各章の構成 ・ 「これから読むトピックの主題はここですよ」と一文で伝え、読む前にはガヤやガイドの、読んだ後にはリマインダの役割を果たす印象的な見出し ・ 徹底的に参考文献を明記しながら説明を進め、ニュアンスを伝えるためとはいえ私見が強い部分ではその旨を明示 ・ このせいで脚注がうるさくなっていますが、気になる方はepub版だと脚注が全部後ろに行ってるので安心です